西翔記

私の伝記の欠片

チリ巡礼の旅: 2018/12/3〜2018/12/8 夢、果たす。

 

 

読者の皆様。いえ、読者だった、読者かもしれない、皆様。
私、翔は、若くして、夢を叶え、今を生きております。
恐らく、皆様の記憶にございませんでしょう。私の夢は、「世界巡礼の旅」でした。
具体的にいうと、世界の6州の内、各州1か国以上を訪れること。ヨーロッパ州イタリア、アフリカ州南アフリカアジア州台湾:アラブ首長国連邦オセアニア州ニュージーランドアメリカ州ナイアガラフォールズの旅を昨年で終えました。そして、2018年12月、南アメリカ州チリ共和国

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訪れ、無事帰って来れました。
それをこの記事に書き残しておきます。

 今回は、本当に波瀾万丈な旅だった。搭乗券をギリギリで得る。係からwebチェックインが多いと意外なことを聞かされる。成田空港で、たこ焼きを昼食として摂る。その後、検問所で、顔認証システムでクリア。搭乗ゲートでデンマークのグループと遭遇。久方ぶりに英語を使ったら、思ったより流暢に!午後4時35分搭乗。なんと、ロサンゼルスまでの航空機はJALだった。おかげで最高のフライトを機内食で味わった

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予定より30分遅れアメリカ ロサンゼルス着。入国審査。やはりベルトと靴は脱がされた。無事終了。乗り継ぎ時刻までフルーツカップを食べた。再び出国審査。終了後、何故か同じターミナル同士でバスで搭乗口まで移動。
15時ロサンゼルス発。ラタム航空の飛行機内が狭く本一冊とキーホルダーを失くした。

 翌日午前7時サンチアゴ着。PDI(動植物持ち込み可否確認書)を受け取り、空港を出る。そこから、どうホテルNipponまで行こうかと思い、歩きまわって白タクに遭う。90000円搾取された。ホテルに早く着き、先にチェックイン出来たので一旦休憩して、旧市街を歩いてカフェやレストランなどを訪れた。敢えて日本の寿司屋に入ってみると、もはや、日本の寿司とは比べ物にならないほどの不味さ。まず、酢飯じゃない?醤油がなかったら平らげられなかっただろう。まぁ、カリフォルニアロールはそうでもなったが…(私の舌がおかしいのか?)f:id:kakeru9:20181215183427j:plain
寿司屋を出て、アメリカドルをチリペソに交換のため銀行へ。そのあと、メトロ

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という地下鉄にbip

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という(日本でいうPASMOのようなもの)で乗る。事前情報ではフランスからの提供らしい。

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(ちなみに、これ、入場するだけタッチし、駅から出る場合はミニドア

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を押せばいい。なので、一回乗ったらどこまでも行ける!乗り換えは2回まで無料だとか) この巡礼の旅では初めて鉄道を使った。

宮殿など

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も周り、いい経験となった。ホテルNipponへ帰り夕食。ここで言語の壁にあたる。料理の説明が難しくて・・・。ま、牛肉とコメ、サラダを食べて終了。ケーキとか出たが満腹で断り、部屋に戻る。熱いシャワー浴びてそのままベッドで就寝。

 5日の朝7時半朝食

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を軽くとり、部屋で記録中。10時頃外出。メトロに乗って、キンタノーマル駅で

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降りて博物館見学。なんか犬がリード付けずに自由に歩いてるの十数回目撃。野垂れ死に気味の犬が…。その後、通りの商人からアメジストの鉱石を記念品として購入。メトロでアルマス広場へ。徒歩で中央市

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へ。ウニの料理とサワーアルコールを堪能

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・・・。正直違和感たっぷりだった。ウニの味はしたが、何か日本人の舌には合わないものだった。サワーも無理して飲んだものだった

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口直しにパエリア

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を食べる(米のない貝肉ばかりの)。正直パエリアの方が数倍美味しかった。その後2回ほど両替商へ。ホテルNippon帰還して事務作業後、直ぐそこの売店で菓子とリプトンを購入。ここで分かったのはそれら2点でチリペソ1400!日本円では300円ですが。じゃあ、あのアメジストは?というと恐らく4000~400チリペソ。6000円もいかない程度。あまり納得せずにホテル内で過ごすと、夜が来ない、遅いと感じた。19時でも夕暮れにはならない、まいった。地球の裏側だもんなぁ。午後8時でやっと夕暮れ。特に空腹感もなかったので午後8時就寝。

 6日の午前4時起床。サンチアゴ国際空港までの道のりと帰るための荷造り作業。午前7時半朝食をしっかりと摂り、直ぐ様ホテルNipponのチェックアウト。ここで4日の夕食代を請求され、仕方なくデビッドカードで支払った。ホテルを出て、メトロに乗ったはいいが、種別

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の違いに気付く、さらにはホテルに取っておいた飲料水を失くした事にも気づく。とりあえず双方どうということもなく、サンパブロ駅で降車。ここから空港まで歩いて行くことに。治安はとくに悪いわけではない、落書きとか多いけど・・・。40分ほど歩きbipカードが使えると気づき、市内バスに行き先わからずも飛び乗り20分頃で途中下車。その後スマホの地図を頼りに2時間歩き、空港までもう少しで、なんと、古くさい車が一台私のそばに止まり、運転手の妙なおじさんが「空港まで行くんだろ?」とのことで、空港まで送ってくれた。タダで。しかしながら疲れ果て、もはやスパニッシュが到底解らず、言語の壁の厚さを実感した。(歩き疲れてタクシー被害のことが頭になかったので、少ししか疑いを持たず)おじさんも英語も駄目らしく、結局のところ空港に無事到着、おじさんが話したことで、空港というワードしか耳に残らなかった。でも、何故私をあそこで拾い、親切にもタダで空港内まで送ってくれたのだろう?スパニッシュ、本当に理解し難い。まぁ、親切な人だったのでお礼としてコイン2枚を置いて別れた。あのコイン2枚がいくらかはわからずに。空港内で早速航空券を発行&PDIも渡し、出国審査完了。疲れたので水とスニッカーズを買う。基礎体力復活。両替商があったので50ドルをチリペソへ、30000ペソ紙幣を得て、午後1時昼食を食べる。パスタ欲にかられ、平たく細いパスタをトマトソースでご馳走さま

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それから、全チリペソを26ドル紙幣に交換。午後7時まで記録と休憩。帰りのサンチアゴ国際空港、出国間近でWi-Fiルーターを間違えていたこと発覚!

 午後8時チリ出国。ペルーまで無睡眠。ラタム航空の飛行機搭乗。帰路の機内が寒い、赤道上なのに

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ペルー着で日本人観光客発見。とりあえず逃げる(なぜか無意識に)出国審査を経て午前2時リマ発。気づけば、物を失くしすぎた。それが以下。
アニメキャラクターのキーホルダー 。重松清さんの文庫本一冊
現地での飲料水2本 。日本で買った100均のペットボトルホルダー
チャックが壊れたバック 。現地で買ったバッグのチャックも壊れる


 ロサンゼルスまで無睡眠且つ栄養素欠乏で、ロサンゼルスでバテる。ファーストエイドでドクターに診てもらい復活。無事予定通りフライト。6時間余り睡眠を摂り、機内食も食べ、完全復活!そして、無事予定通り成田国際空港に着き、残ったドル紙幣交換し30000円得た。空港を出て、電車で帰宅。

夢、叶いきった。やっぱり日本の冬の空気は美味しい

終わりに…。

冒険と言わざるを得ない、最後の世界巡礼の旅だった。

失くすは、落とすは、経らすは…。私は馬鹿だ・・・。


日本茶がとても恋しくなる。リプトンじゃ満たされない。スタバのアイスコーヒーは除くが。

今回は、英語は凄く良い言語の武器、8割はカバー可能。というよりスパニッシュ、とんでもなく難しい。理解しやすくなるには相当の勉強が必要かも。
とりあえず慣れたら帰れなくなるので2晩泊まるだけで十分。体内時計が狂わないから。慣れて狂ったら、無理強いしても疲労を溜める必要がある。

盗難被害には合わなかった。

 

この巡礼の旅は夢の終わりであり、未来への投資でもある。


The End of my Dream s .